前回、前々回の株主優待に引き続きまたまたイオン関連の株主優待が届きましたのでそのご紹介です。


今回は「マックスバリュ西日本とマックスバリュ東海」の2社からの株主優待となります。
「上記の銘柄に興味がある、株主優待に興味がある」といった方の参考になれば幸いです^^
私のプロフィールです。
・30代会社員。
・家族構成は妻・子の3人。
・平凡な年収ながら資産2,500万円超を達成(2021年3月)。
・家計管理やお金にまつわる有益な情報を発信できるようブログ運営をしております。
株主優待とは
株主優待について今では(私が初めて優待目的で投資を始めた十数年前と比較して)頻繁にメディアに取り上げられたりしておりますので、説明する間でもないとは思いますが簡単に。
株主優待とは、対象の企業の株を保有していると、その企業から頂ける「優待品」という名のサービスや商品等々のことです。
優待品にも様々な種類があって、有名どころで言うと
・オリックスやKDDIのカタログギフト
・たばこで有名なJTの自社商品(パック飯やカップラーメン←JTはこれらの商品も取り扱っています)
・ヤマダ電機の自社で使える割引券
・神戸物産(業務スーパーで有名)のクオカード
等々他にもさまざまあります。
企業側としては株主優待制度を実施することで、株主を増やして企業の認知度を上げたりといったメリットがあるために導入しているようです(制度を取り入れていない企業もあります)
余談ですが、私が初めてもらった株主優待はコンビニエンスストア「スリーエフ」の優待でスリーエフでつかえる商品券2,000円分でした。半年に1回、1年に2回で年間4,000円分の商品券がもらえたと記憶しております。当時私は中学生でしたのでかなり重宝しました^^
マックスバリュとは
マックスバリュ(MaxValu)は、イオングループの日本国内9法人および日本国外4法人が展開するスーパーマーケットである。食品を中心に取り扱い、日本国内で740店舗、日本国外で92店舗展開している(2020年2月時点)。店舗ブランドだけをとるならば、日本国内最大のスーパーマーケットであり、 日本国内47都道府県のうち34で展開されている。
Wikipediaより引用

「マックスバリュ」という名前に聞き覚えのない人で上記のマークなら見たことあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。私が個人的に大好きなイオングループが展開しているスーパーマーケットの一つとなっています^^
株主優待の内容
それでは本題のマックスバリュ西日本・東海の株主優待についてご紹介いたします。
マックスバリュ西日本の株主優待案内の上部 下部
マックスバリュ東海の株主優待の案内表面 裏面上部 裏面下部
選択式の株主優待
前回ご紹介した「イオン北海道」の株主優待は「お買物優待券」の一択でした。
しかし、今回ご紹介しているマックスバリュ西日本・東海はどちらも選択式の株主優待で、その選択肢の中にイオン北海道と同様のお買物優待券がある、という内容になっています。近くにイオン系列のお店が無い場合や、あっても利用する機会が無いという方にとっては選択肢があって有り難い制度となっていますね^^
それぞれ選択できる優待品については下記の通りです。
マックスバリュ西日本
- 株主様ご優待券
- 兵庫県特産品
- 広島県特産品
「西日本」と言うだけあってそっち方面の特産品を頂く事が出来ます^^特産品については保有している株数に応じて貰える品物がグレードアップして行くようです。
マックスバリュ東海
- 株主様ご優待券(100円券50枚綴り)
- お米食べくらべセット(3種類のお米×2kg)
- しぐれ煮コース
- 銘茶セット (冷やし緑茶×1袋
- 煎茶×3袋
- 抹茶入り玄米茶×1袋
- 抹茶入り柔らか茶飴×1袋)
- こだわりの味セット (豚肉の味噌煮込み450g
- 豚肉の和醤煮込み450g
- 赤ワイン&地ビール仕込みのビーフシチュー170g
- 六穀豚使用 お肉屋さんのキーマカリー150g
- 黒酢たれ肉だんご300g)
- 清酒セット (東海源純米酒720ml
- 限定純米大吟醸720ml
- 東海源純米吟醸(富士山ラベル)720ml)
- 生酒セット (宮の雪純米吟醸生酒(マックスバリュ東海限定取扱商品)720ml
- 宮の雪純米酒生酒720ml)
現物が到着
買物券を希望し、申込書を郵送にて提出してから約1か月、現物が手元に届きました。
とりあえずは、マックスバリュ西日本から。東海から来たらまた追記したいと思います^^
所有株式数に対する優待券の発行枚数
マックスバリュ東海と西日本でもそれぞれ保有株数に応じて貰える優待の内容が変わってくるようです。
東海の方の選べるご当地品についての中身は分かりませんが、優待券については下記のようになります。
- 100株以上499株以下 100円券50冊綴り1冊
- 500株以上999株以下 100円券50冊綴り2冊
- 1,000株以上 100円券50冊綴り4冊
ご当地品についてもそれぞれ、10,000円相当のもの、20,000円相当の物とグレードが上がっていくのでしょう^^
西日本については画像にもありますが下記のようになっております。
100~999株 | 1000~1999株 | 2000株以上 | |
株主優待券 | 5,000円分 | 10,000円分 | 20,000円分 |
兵庫県特産品 | 播磨灘いかなご釘煮 | 揖保乃糸特級ひね30束 | 揖保乃糸特級ひね50束 |
広島県特産品 | 広島海苔かき醤油味付のり | 新庄みそ広島の味詰め合わせ | 賀茂鶴特性ゴールド賀茂鶴 |
優待利回りについて
株を購入する際にチェックする指標の一つに「優待利回り」というものがあります。
「株価に対してどれだけの価値の優待がもらえるか」と言う割合です。
例えば下記のような銘柄あったとします。(今回の例では手数料等は考慮しません)
・株価10万円(10万円で購入できるという事です)
・優待は年1回1,000円分のクオカード(年2回や4回もらえる銘柄もあります)
優待利回りの算出方法は
優待価格(1年間) ÷ 株価
で算出されますのでこの例のケースで言えば
1,000 ÷ 100,000 = 0.01 → 1%
という事になります。
優待利回りについて一般的には
「3~4%もらえる銘柄が良い」
と、よく言われています。
利回りが低すぎると投資している旨味がありませんし、高過ぎるのも問題でそれだけ企業の業績を株主優待が圧迫する原因となりますので、優待の改悪や廃止となる可能性が高まってしまいます。
マックスバリュ東海の場合
株価(100株) 249,600円 (2021年5月11日現在)
優待 5,000円
上記の数字から計算すると、優待利回りは約2.0%となります。
マックスバリュ西日本の場合
株価(100株) 179,400円 (2021年5月11日現在)
優待 5,000円
上記の数字から計算すると、優待利回りは約2.7%となります。
優待利回りだけで見るとどちらの銘柄もやや物足りない数字ではありますが、どちらも配当利回りが2%ほどあります。優待と配当を合わせて利回りが4%を超えるので及第点ではないでしょうか。
なお、前回のイオンの記事でも紹介いましたがここの株主優待の取得を検討している場合、「日ごろからイオンを良く利用する人」のみお勧めします。
くれぐれも「株主優待を使いたいがためにイオンを利用すること」はやめましょう。逆に損する可能性が高まります。
投資実績(累計受取配当金額と優待額)
私自身は平成30年にマックスバリュ東海・西日本両方の株主となり、同年の5月に初めて株主優待を受け取っています。
・株主優待(東海と西日本の合計)
- 平成30年 5月 10,000円の優待券
- 令和 元年 5月 10,000円の優待券
- 令和 2年 5月 10,000円の優待券
- 令和 3年 5月 10,000円の優待券
- 合計 40,000円の優待券
通算で40,000円分の優待券を頂いているという事になります。年を重ねていく毎に優待のありがたみのインパクトが増していきます^^
また、配当金については下記のとおりです。
・配当金
- 平成30年 5月 6,775円(東:3,746円 西:3,029円)
- 令和 元年 5月 6,775円(東:3,746円 西:3,029円)
- 令和 2年 5月 6,775円(東:3,746円 西:3,029円)
- 令和 3年 5月 3,985円(西日本の入金がまだ確認できておりません)
- 合計 24,310円※税引き後の金額となります
毎年安定して配当金を頂く事ができています^^それどころかマックスバリュ東海については保有してから4年目にして増配となりました!!
どちらの銘柄についても購入時よりも株価自体も上昇していて、キャピタルゲインもインカムゲインもウハウハ状態となっています^^
周囲にイオンが無いような場所に引っ越しでもしない限りは保有し続けようと考えている銘柄なので引き続きお世話になろうかと考えております^^
最後に
「株主優待を使いたいがためにイオンを利用する」事はNGです。と前述しました。
我が家では、「毎週日曜日にイオンで食材の買い出しを行う」というスタイルを、イオンの株主になる前からとっていました。
正直言ってイオンの食品は地元のスーパーと比較すると全体的に値段が高めです。例え今回紹介した優待の10%分の割引を加味したとしても、です。
なので、株主優待を貰っているからと言って無理してそれを使い倒そうとすると、逆に損しかねないことになりますのでその点はよく注意して利用するようにしましょう!
今後もこのような株主優待の紹介をしていこうと考えておりますので、まだ株式投資をやったことのない人、興味のある人は是非参考にしていただけたらな、と思います。
また、私のこれまでの優待の実績(優待額)も公表していこうと思いますのでご参考にどうぞ。
なお、こちらの実績については私が記録をつけ始めた2014年からとなっております。


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